猫って本当に可愛いですよね。しかし、今の猫は平均寿命が15年とされています。途中で飼えなくなったからといって、捨てる訳にはいきません。
今回は猫を飼う前の心構えとして、飼い主として大変なことを紹介していきます。あまり重く考えなくて大丈夫です。
何より愛情を持って飼ってあげれば、何も問題は無いのです。
猫を飼う前の飼い主としての心構え
猫アレルギーが無いか調べましょう
猫を飼う前に猫アレルギーの検査をおすすめします。検査費用は保険適用外のため、1万円程度かかります。
アレルギーの症状としては「咳・息苦しい・目の充血・痒み・鼻水・皮膚の発赤」等々、沢山の症状があります。
猫アレルギーだった場合は「部屋を清潔にする」「空気清浄機を置く」「猫に触ったら手を洗う」等を行えば、症状が多少改善されます。
心配の方は飼う前にアレルギー検査をして、安心してから猫を家族の一員として迎えてください。
猫を飼うと旅行や外泊が難しくなる
猫は長い時間、1人にすることができません。旅行や外泊は難しくなります。安心して預けられる人、家族や協力してもらえる人は居ますか?
いつでも安心して預けられる人を作っておくようにしましょう。今はペット同伴で宿泊できるホテルや温泉も沢山あります。
一緒に旅行に行くのも楽しいと思います。
猫の知識を学ばないといけません
人間には害が無くても猫が食べると危険な物があります。食べ物だとチョコレートやタマネギ等、部屋の中に猫にとって危険な物を放置してはいけません。
猫の体調管理のために猫の身体の事も学んでいかなければなりません。猫語もわかるといいですね!!(冗談です)
猫の生涯飼育費を知る
餌代は年間で「1~3万円程度」医療費が年間で「1~3万円」ペットのホテル代やトリミング、消耗品、ワクチン代等でザックリ年間で10万円前後は最低必要です。
これが平均寿命の15年続くとすると、最低限の生涯飼育費は150万円程度になります。
更にその他に、キャリーバックやキャットタワー等の猫グッズを揃えると考えると、猫を飼う前に経済的な事もよく考える必要があります。
猫の世話は大変です
猫の世話には時間も手間も掛かり、家具を引っ掻いてしまう事もあるでしょう。
大切な物を落とされたりもするので、大事な物は猫の手の届かない所に収納しないといけません。
トイレの砂も毎日複数回は取り替えないといけません。いつも清潔にするなどお世話をしなくてはなりません。猫ちゃんと遊んであげる時間も確保しなければいけません。
猫の避妊・去勢もしなくてはなりません
避妊・去勢をすると発情しなくなるので、大きな声で鳴くことや、マーキング行動を防ぐことができます。
避妊・去勢をすることで色々な病気の予防になります。発情もしないので交尾が出来ないというストレスも猫は感じなくなります。
メスの避妊手術は2~3万円、オスの去勢手術は15000円~25000円程度かかりますが、家猫として飼うのであれば避妊・去勢手術は避けて通れません。
老後の世話は最も大変です。
最後にどうしても伝えなければならない事があります。老後の世話は時に大変で、病院代もかさんできますが、最後まで責任を持って看取ってあげてください。
お子さんの居る家庭では、子供時代にこの経験をさせてあげることで、責任感が強く、とても心の優しい人間に育ってくれると思います。
今回は猫を飼う前の心構えとして沢山の大変なことを並べてきました。
しっかりとした心構えを持って、是非とも可愛らしい猫ちゃんと出会って、一緒に幸せになってください。
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