猫と遊んでいる時など、じゃれて甘噛みをされることがありますよね。
「甘えているのかな?」「それとも嫌がられているの?」甘噛みをしてくる時の猫ちゃんは一体何を思っているのでしょう。
カミカミしている姿はとても可愛いのですが、成猫ちゃんの甘噛みは結構痛かったりしますよね。
今回は「猫が甘噛みをする理由が知りたい!」「しつけも必要なのかな?」と考える飼い主さんのために、猫が甘噛みする理由と、しつけ方法・対処法を解説します。
猫が甘噛みをする理由
愛情表現
猫同士はよく、スキンシップとして甘噛みをします。飼い主さんにも、猫なりの愛情表現として甘噛みをすることがあります。
ゴロゴロ喉を鳴らしながら甘噛みしている時は、飼い主さんに甘えているのでしょう。
狩猟本能
猫は狩猟本能が色濃く残っている動物のため、じゃれて遊んでいるうちに興奮し、本能が刺激されて飼い主さんに噛みついてくることがあります。
また、猫の気分は1、2秒で変わってしまうため、気持ちよく撫でられていたのに急に狩りモードになって噛みついてくるなんてこともありますよ。
歯が痒い・ムズムズする
猫の永久歯は、生後6~7か月で生え変わります。永久歯への生え変わりの時期になると、歯が痒くてムズムズするので何かを噛みたくて仕方なくなります。
やめて欲しい
爪切りや耳掃除など、お手入れをしている時に甘噛みをするのは「やめて!」のサイン。
猫は束縛されることが嫌いで警戒心も強いので、拘束され何をされるかわからない状況だと怖くて噛みついてくることがあります。
子猫はとにかく噛みたい!
好奇心旺盛な子猫ちゃんは、とにかくなんでも噛みたいのです。おもちゃ、ゲージ、その辺に落ちてるペンなど初めて見る物なんでもかじってしまいます。
甘噛みのしつけ方法・対処法
無視する・立ち去る
甘噛みをされた時、反応せずにすぐその場を立ち去りましょう。すると猫は「噛むとかまってもらえなくなる」と思うようになります。
また、無視することにより猫の興奮を冷めさせることができます。
猫が嫌いな音をたてる
飼い主さんがやったとバレないように、猫の嫌いな音を立てましょう。(物を落としたり、コインをジャラジャラ鳴らすなど)
すると猫は「噛むと嫌なことが起こる」と思うようになります。
たくさん遊んであげる
猫は遊び足りていないと感じる時にも甘噛みをすることがあります。ストレス解消や運動不足解消のためにもたくさん遊んであげましょう。
おもちゃを増やす
噛んでも良いおもちゃをいくつか用意しておきましょう。また、手を噛まれたらすぐにそのおもちゃに切り替えて下さい。
いつまでも手で遊ばせていると、人間の手を「遊んでも良いおもちゃ」と認識してしまいます。
お手入れ中に噛んでくる場合
爪切りや耳掃除などのお手入れは、一度に全部終わらせるのではなく、なるべく猫にストレスがかからないよう少しずつ分けて行うと良いでしょう。
専用グッズを使う
「噛みぐせノン」などの、噛み癖を防止するグッズを使うのも効果的です。
噛みぐせノンは猫がマズイと感じる味がするので、飼い主さんの手や足に塗っておくと噛み癖を防止することができるグッズです。猫が舐めても安全な成分が使われているので安心して使用することができます。
噛むと猫の嫌な味がしますが、香りは猫の気分が和らぐもので作られているため、猫が寄って来なくなる心配はありません。
また、保湿成分配合で飼い主さんの肌にも優しく作られています。
まとめ
・愛情表現
・狩猟本能
・歯が痒い・ムズムズする
・やめて欲しい
・子猫はとにかく噛みたい!
・無視する、立ち去る
・猫が嫌いな音をたてる
・たくさん遊んであげる
・おもちゃを増やす
・お手入れ中に噛んでくる場合
・専用グッズを使う
うちのミルアくんは小さい頃、こうやってよく足に噛みついてきました。
朝になると足を噛まれて起こされていたのですが、今では全くやらなくなったので、良かったような、ちょっぴり寂しいような、、、。
コメント